上の子の勉強は最近、大きい数の掛け算などちょっと難しくなってきているところ。先日もなかなか正解を出せず御乱心で、自分の学び直しも兼ねて一緒に解いてみる。意外と間違えの傾向はワンパターンで、1つ改善すると、ほぼ間違いが無くなった。子供ってすごいなぁ。
自分も別で計算して問題を解いていると、私の方が素で間違えていた…本気でやったのに…いや、だからこそ、子供にとっては自信になった様子。ダメ母が功を奏したようで何よりです。
幼少期、ちょうどこの大きい数をひっ算したりするあたりから、算数が嫌いになった。なぜかって、「これって意味あるの?」と思っていて、どうにも勉強することに納得いかなかった。社会に出てこの計算使うの?電卓使えばよくない?そんな感じ。それでも、まずは言われたことをやる素直さがあれば良かったのだけれど、頭でっかちで、理由がないことはやりたくないと思うのは、子供の頃からでした。
でも今回、久々にひっ算なんぞやってみて、意外とできる?学生の時より早く計算できている!働く中でひっ算なんてしてなかったのに、不思議な感覚。
たぶん、こういう一見意味のなさそうな勉強って、筋トレみたいなものなのだろうな。社会に出てそのトレーニング自体はしていなくても、やはりそれなりに鍛えられていて、久し振りに腹筋したら「意外とできる!」みたいな。
だから意味の無いことなんてないし、それ以前に、体を鍛えることそのものの為に筋トレする、後々役に立つかどうかじゃなくて、勉強の為に勉強するでも良かったんだと、最近になって思ったりもします。
子供には自分と同じ失敗はしてほしくないと思ってしまうけど、本人がどんな気持ちなのか、それを話して、一緒に考えるのが役割かなと思っています。幸い、今は時間がある。私も日々勉強していく。
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